「貸株サービスを使って、貸株料収入をもらう」で、貸株サービスを使うと、貸株料が受け取れると解説しました。記事では、“貸株サービスは、(1)投資家が貸し出した株を、証券会社が運用して、(2)その利益の一部を投資家に還元するサービスだ”―と解説しました。
ただ、“どの程度の貸株料が期待できるのか、あらかじめ計算したい“という人もいるかもしれません。貸株料をあらかじめ計算したい理由として考えられるのは、(1)貸株開始時の手間(貸株の申し込み手続き・株式の移管手続きなど)に見合う収益が期待できるか知りたい(2)複数の貸株サービスを比較したい―といったところでしょうか。では、期待できる貸株料は、どうやって計算したらいいのでしょうか?
貸株料の計算方法は、証券会社によって2通りに分かれます。貸株サービスを取り扱う各証券会社の―貸株料の計算方法は、以下です。まず、“松井証券”の貸株料の計算は、品貸料(計算式:逆日歩×貸株数量)から、貸株代わり金金利(計算式:貸株の時価評価額*×貸株代わり金金利**÷365)を引いて計算します。次に、“SBI証券”・“カブドットコム証券”・“マネックス証券”の貸株料の計算は、貸株の時価評価額*に、1日あたりの貸株料率(計算式:貸株料率***÷365)をかけて計算します。
* 貸株の時価評価額=貸株数量×貸株の株価
** 貸株代わり金金利(2011年12月現在):0.77%
*** 貸株料率(2011年12月現在):SBI証券 0.1%・カブドットコム証券 0.1%・マネックス証券 0.1%
図:貸株サービスを取り扱う各証券会社の―貸株料の計算方法
| 証券会社名(会社のHPへ) | 1日あたりの貸株料計算 | 備考 |
| 松井証券 | ![]() | ※1 |
| SBI証券 | 貸株の時価評価額×貸株料率÷365 | ※2 |
| カブドットコム証券 | ||
※2 貸株料は、毎日加算される(ただし、自動で株主優待をもらえるように設定している場合、その間は、貸株がおこなわれないため、貸株料は加算されない)。
- わき道にそれますが、TOPIX連動型上場投資信託(銘柄コード:1306)は、単元株数が10株なので、松井証券の逆日歩の最低応札価格は50銭(1株あたり)です(下図参照)。
例)1000株預けた場合の最低応札価格:500円
図:松井証券の逆日歩の最低応札価格
| 単元株数 | 最低応札価格 | 刻幅 |
| 1株 | 5円 | 5円 |
| 10株 | 50銭 | 50銭 |
| 50株 | 10銭 | 10銭 |
| 100株 | 5銭 | 5銭 |
| 500株 | 5銭 | 5銭 |
| 1000株 | 5銭 | 5銭 |
